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皆さんこんにちは!
千葉県成田市でさつまいもやお米を生産している農家の
成田農産合同会社、更新担当の富山です。
目次
〜さつまいもを守る見えない戦い〜
さつまいもの畑には、太陽と風、そして虫たちが集まります。
その中には、作物にとっての“敵”も少なくありません。
見た目は小さくても、彼らの力は侮れない――。
害虫対策は、農家が日々気を配る大切な仕事です。
夜に活動するため、昼間は土の中や葉の陰に隠れています。
気づいたときには葉が食べ尽くされていることも。
こまめに観察して、食害の跡を見つけたらすぐに対応します。
白く太い幼虫が、地中で根を食い荒らします。
せっかく太り始めたさつまいもの芋を食べてしまうため、被害は深刻。
掘ってみたら中がスカスカ…なんてこともあります。
肉眼では見えないほど小さな線虫(ミミズのような虫)。
根にコブをつくり、養分の吸収を妨げます。
感染すると収量だけでなく品質にも大きな影響を及ぼします。
現代の農業では、「ただ薬をまく」だけではなく、自然とのバランスを大切にしています。
輪作(りんさく):
同じ畑に同じ作物を植え続けると、害虫が増えやすくなります。
数年ごとに作物を変えることで、虫の繁殖を防ぎます。
天敵の利用:
益虫(アシナガバチ、テントウムシなど)が害虫を食べてくれることもあります。
自然の力を活かして、畑全体のバランスを取るのです。
畝の乾燥管理:
湿りすぎた土は虫の住処になります。
風通しと排水を良くして、害虫が棲みにくい環境をつくります。
どんなに優れた資材を使っても、最後は“人の目”がすべてです。
毎日の見回りで、葉の色・形・食われ方を確認。
異変に気づいた瞬間が、害虫防除のスタートです。
畑を歩きながら、
「今日はヨトウムシが増えてきたな」
「この株の根元、少し違うな」――
そうした小さな発見の積み重ねが、被害を最小限に抑える秘訣です。
害虫対策は、見えない努力の連続です。
その一つひとつが、甘くて美しいさつまいもを育てるための“守りの技術”。
収穫時に傷のない綺麗な芋を見るとき――
「やってきてよかった」と思える瞬間があります。
雑草も、害虫も、自然の一部。
完全に排除するのではなく、共存の中でコントロールする知恵が求められます。
農家の目は、毎日畑を見つめ、空と風と虫の動きを読む。
その積み重ねが、さつまいもの命を育て、味を守っているのです。
次回もお楽しみに!
千葉県成田市でさつまいもやお米を生産している農家です。
お気軽にお問い合わせください。
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