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皆さんこんにちは!
成田農園合同会社、更新担当の富山です。
さつまいもの収穫が無事終わったら、次に気になるのは**「どう保存すれば長持ちするの?」**ということですよね。
せっかく手間ひまかけて育てたさつまいも、できるだけ長く、美味しく楽しみたい!
そこで今回は、**冬まで安心して保存できる“さつまいもの保管術”**を、農家目線で詳しくご紹介します。
まず大前提として、さつまいもは冷蔵庫での保存に向いていません!
理由は「低温障害」が起こるから。
冷蔵庫の中は5℃前後と低温すぎるため、さつまいもの細胞がダメージを受けて、変色・パサパサ・甘み減少といったトラブルが起こりやすくなるんです。
さつまいもが快適に過ごせるのは、「秋の縁側」くらいの気候です。
寒すぎてもダメ、暑すぎても芽が出たり腐敗します。
季節の変わり目は、家の中の玄関や廊下など、涼しくて温度変化の少ない場所を選びましょう。
乾燥しすぎると水分が抜けて硬くなります。新聞紙で包んでおくことで、適度な湿度を保ち、外気の刺激から守ってくれます。
日光が当たると、さつまいもが緑化したり、品質が低下する原因に。
段ボール箱などに入れて、暗い場所で保管すると安心です。
土を軽く払って(洗わない)、新聞紙で1本ずつ包む
3〜5本ずつまとめて、段ボール箱や通気性のあるかごに入れる
箱のフタは閉めすぎず、空気が通るようにして風通しの良い日陰に置く
収穫直後に水で洗うのはNG。皮を傷めて腐りやすくなります!
寒冷地では発泡スチロール+カイロで温度管理
床下収納や野菜用保冷庫を使うと一定温度を保ちやすい
傷モノは早めに食べる!見た目OKでも、ダメージのあるイモは日持ちしません
上手に保存すれば、1〜3ヶ月間は美味しさキープ可能!
しかも、寝かせておく間にさらに糖度が増して、ねっとり系の甘〜い焼き芋が楽しめます!
保存してから焼き芋にした方が、「まるでスイーツ!」と驚くほどの味わいになりますよ。
さつまいもは、育てるのも楽しいけれど、収穫後の管理と保存こそが、美味しさを決める“仕上げの一手”。
ぜひこの記事を参考にして、寒い冬にもホクホク甘いさつまいもを楽しんでくださいね!
次回は、**「さつまいもを使った簡単レシピ」**をご紹介予定です。
焼き芋以外にも、お菓子やおかずに大活躍ですよ!お楽しみに!
次回もお楽しみに!